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英国アンティーク ジョージアン・サイドチェア 1730年代

385,000円


ウォールナット
年代・様式 : 1730-80年頃 ジョージアン前期様式
サイズ : 56x55x103cm SH46cm
メーカー・ブランド・生産国 : イギリス
18世紀の本物のアンティーク。その中でも初期の中期ジョージアン様式の椅子である。クイーン・アン・チェア、この椅子のようなデザインの椅子は大体そう呼ばれるが、実際のクイーン・アンの時代1702~1714年にはまだこの形の椅子は登場していない。実際にはアン女王の後に続くジョージ1世の時代に登場している。ジョージという名の国王はアン女王の後4代に渡って約100年続きその時代には英国を代表する家具の様式が次々と生まれた。そのため前期・中期・後期のジョージアンに分けられさらに後期はチッペンデールやヘップルホワイト、そして摂政時代のリージェンシーなどひとことジョージアンと呼ばずにいろいろと分けて様式を示す。そしてこれらのデザインは19世紀のヴィクトリア時代以降ずっと製作され続けている。このようにたくさん作り続けられてきた椅子の中でもこの椅子は大変珍しい前期ジョージアンの本物である可能性が極めて高い椅子である。




この椅子が本物の中期ジョージアン(1730年頃)の品の可能性が極めて高いのは、英国の専門書に書かれているように以下にあげる様々な条件をすべて満たしているからである。

・脚の湾曲が大きく、かなり大きな木材から削りだされている。
・主材はウォールナットで、さらにウォールナットで化粧張りがされている。
・背の中央のスラットの付け根はシューピースという部品を間に挟んで3つの木片で成り立っている。
・シート周りの構造材はオークである。
・すべて組み構造で製作されている。

・クロウ&ボール等の複雑な彫刻はなく全体的にシンプルで、脚のひざの部分にシェルの彫刻が施されている








マホガニーが家具用材として使われだすのは早いもので1735年頃から、この椅子は主材はウォールナットで、さらにウォールナットで化粧張りがされている。
英国でウォールナットが使われたのは1675~1735年くらいである



背の中央のスラットの付け根はシューピースという部品を間に挟んで3つの木片で成り立っている






脚の湾曲が大きく、かなり大きな木材から削りだされている。



この写真ではわかりにくいがシート周りの構造材はオークである



  • 商品コード: 492-ARD109
  • デザイン&様式: 18世紀-英国様式


この商品は2018年11月10日(土)に登録されました。